透視[とうし]
透視とは、遠く離れた場所にあるものや隠されたものなど、物理的に見ることが不可能なものの姿形を視覚し言い当てる霊能力のことです。千里眼と呼ばれることもあります。霊視とは混同されがちですが、心象風景や象意などイメージも含む霊視とは根本的に異なり、原則、現世に存在しているもののみが対象となります。ただし、“過去生透視”といったふうに、別の言葉と組み合わせて用いられることもあり、この場合は前世鑑定と同じような意味となります。単体で透視と呼ばれる力に関して言えば、厳密には現在および近い過去の時間軸、対象物は物理的にある物品や現世で起きた出来事であり、一言で表すなら、箱の中に何が入っているか箱を開けずに確認できる力です。